最近読んだ中では、一番面白かった。特に情報戦が描かれている部分には引き込まれまれ、インテリジェンス(情報や諜報)という言葉が印象に残りました。
「大文字で始まるインテリジェンス、これは知の神を意味することは知っているね。神のごとき視座とでもいおうか。さかしらな人間の知恵を離れ、神のような高みにまで飛翔し、人間界を見下ろして事態の本質をとらまえる。これがインテリジェンス・サービス、そう、情報士官を志した者の目指すものだ。いいかね、スティーブン」(P56より)
私も「事態の本質をとらえる力」を鍛えていきたいと思います。