山田の戯言_Yamada's ramblings

手紙 を読みました

先週の土曜日、図書館に行ったその日に最後まで読んでしまいました。

久々にこの先が読みたいという衝動に駆られ、一気に読んでしまいました。あまり内容を書いてしまうとネタバレになるので、印象に残った部分を一箇所だけ。
それは、主人公の直貴が自動車メーカーの季節労働者用の寮に入っていた時に登場した倉田が、寮を去る際に自分の参考書を残して行った箇所です。しかも、参考書の間に通信大学の案内を挟んで。この倉田って登場人物は粋な事しますね。
大検を受験するために一生懸命、仕事の合間に勉強してきた倉田は、どんな気持ちで直貴に譲る決心をしたんだろう。自分より若い直貴を救おうとしたのかな、自分と同じような道に進んで欲しくないと思ったのかな。倉田は家族を養うために学歴を手に入れたいと考えていたので、もしかしたら、直貴にあげた後、また買い直したのかもしれません。
もしも俺が倉田と同じ立場だったらどうだろう、同じことが出来たかな?忙しい時には周りが見えなくなり、相手の話も上の空状態に陥っているようじゃダメでしょうね。
この本を選んだ理由は、映画の宣伝をチラッと見たからなんですよね。そちらの方も観てみたくなりました。

最後となりましたが
楽天アフィリエイトよりのお買い上げ、ありがとうございました。

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1979年の早生まれです。 41歳から転職活動と株式投資とM&Aの勉強を始めました。 転職先が見つからなかったら、自分で会社を買うことにします。