山田の戯言_Yamada's ramblings株式投資_equity investment

新型コロナワクチンは要冷蔵。乗じて冷蔵倉庫の株価は上昇か?安直か?

私は毎年、業界地図の書籍を購入しています。

そして今年も、日経業界地図 2021年版 (日本経済新聞出版)は購入済みです。

テレビのニュースを見て、「新型コロナワクチンは要冷蔵」ということを知って安直に「冷蔵倉庫の会社の株価が上がらないかな」と思いました。

そこで、日経業界地図 2021年版 (日本経済新聞出版)の221ページの「139 倉庫」に記載されている冷蔵型倉庫の会社

横浜冷凍、ニチレイ、マルハニチロ、C&Fロジホールディングス、キューソー流通システム

これらの会社の、直近の有価証券報告書の数字を元にB/S(貸借対照表)とP/L(損益計算書)を、決算書の分析の基本は、時系列、同業他社、業界標準比で比較する。で自作したエクセルファイルを使って、グラフ化して比較しました。

このB/S(貸借対照表)とP/L(損益計算書)のグラフから、

横浜冷凍以外は、P/Lの方がB/Sの方が大きいということが分かりました。このことから、少ない資産で大きな売上を産んでいるということが分かるので、P/L > B/Sの会社は高評価すべき事なのでしょうか。また、粗利率、営業利益率、経常利益率が1番高いニチレイを高評価すべきなのでしょうか。

有識者が見れば、このグラフから多くのことを読み取ることができるのでしょうが、知識に裏付けられた、正しく物事を評価するものさしを未だ持っていない私は、判断に困ってしまいます。

最近この本、サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 会計編 (講談社+α新書)を読んで得た以下の知識

会社を買う時に最初に見なければいけないのは、「流動資産」と「流動負債」のバランス。一般的な感覚では、流動資産は流動負債の1.5倍以上、できれば2倍以上はあった方が良い。

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門

この評価基準で比較評価すると、高評価すべきは、

横浜冷凍、ニチレイ、マルハニチロの3社だろうなということが、なんとなく分かりました。ただ、この判断が絶対ではなく、賛否両論、他にも評価基準は色々とあるということも想像できます。とりあえず、候補を横浜冷凍、ニチレイ、マルハニチロの3社に絞って、決算書の分析の基本は、時系列、同業他社、業界標準比で比較する。にも書いています通りに、次は時系列と業界標準比で比較してみようと思います。

ちなみに、現在(2021/01/05)の株価は、横浜冷凍は855円、ニチレイは2,917円、マルハニチロは2,189円です。株価チャートを見る目も私は素人なのですが、日足と週足と月足で見て株価の上昇トレンドは、ニチレイで始まっているのかなぁ、と思いました。とりあえずの手付けとして、ニチレイの株を買って、中期か長期保有してみます。

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1979年の早生まれです。 41歳から転職活動と株式投資とM&Aの勉強を始めました。 転職先が見つからなかったら、自分で会社を買うことにします。