山田の戯言_Yamada's ramblings転職活動_looking for a new job

40代で転職希望、書類選考通過率2/57の現実。中途採用面接受験の感想。

私40代男性の転職活動の現状は、書類選考の通過率は1/46と1/11ですが、今日は書類選考を通過した企業へ行き、中途採用面接を受験しました。この記事(中途採用1次選考を受けた結果、私の目指すべき転職先を見つけました。)から11ヵ月ぶりとなりましたが、中途採用の1次面接を受験するのはこれで2回目です。

この企業の求人に応募した時から分かっていたことですが、私の経歴とこの企業が求人している仕事内容が不一致なので、面接中の主な話題は仕事内容の確認でした。

簡単に説明すると、この企業が求人している仕事内容は、

工作機械を操作する作業オペレーターです。種類の異なる工作機械に、加工素材をセットして機械のスタートボタンを押す。加工が終了したら、機械から素材を取り外して、次工程の機械に再び素材をセットとしてスタートボタンを押す。1列に並べられた種類の異なる複数の工作機械の前を行ったり来たりして、素材から製品を作り上げて行く仕事です。

そして、現在の私の仕事内容は、

作業オペレーターが使用する工作機械へ入力する加工パラメータや、機械仕様を選定する仕事です。PDCA「Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)」の手法と複数回の加工試験を通じて、加工品質の要求値を満たすことができる加工パラメータや機械仕様を選定して行く仕事です。

同じ作業をミスなく毎日繰り返すのは尊いことですが、現在の日本の労働市場においては、この仕事内容の違いによって、年収には倍程度の差が生じています。転職による年収減を許容できるのか?ということを、企業の採用担当者から何度も質問されました。

中途採用面接を受験した感想は、

「やっぱり、 作業オペレーターに転職するのは止めた方が良いかな。」という感想です。

企業が求人している仕事内容で求められている価値交換方法は、「指示されたことをミスなく遂行すること」が主体であり、製造工程に対する改善提案は求められていないと感じました。会社から求められていない価値交換の方法で私が頑張ったとしても、会社からの評価は得難いだろうなと思いました。

今回の中途採用面接を通じて、自分の経歴と求人企業の仕事内容があまりにも一致していない場合には、中途採用への応募を思い止まる必要があるなということ、経歴と仕事内容の不一致によって書類選考で落とされるのは当然だということを実感できました。その反面、実際に話してみないと理解できないところもあるので、求人企業の興味を探るため、求人企業の興味に引っかかるためには、恐れず中途採用に応募して行く必要はあるなと思いました。

なんにせよ、40代で転職することは簡単ではありません。これからも、多角的だったり客観的に、転職活動に取り組んで行きます。

Yanalya – jp.freepik.com によって作成された business 写真

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1979年の早生まれです。 41歳から転職活動と株式投資とM&Aの勉強を始めました。 転職先が見つからなかったら、自分で会社を買うことにします。